年齢を重ねると体の調子が変わり、特に口の渇きやドライマウスに悩む方が増えてきます。そんな方におすすめしたいのが、NHK「ためしてガッテン」で紹介されたガッテン流「昆布水」です。シンプルながらも効果的なこの方法で、毎日の口内ケアを見直してみましょう。
ためしてガッテン流昆布水とは?
「昆布水」とは、水に昆布を漬けて旨み成分を抽出したもので、通常の出汁よりも濃度が高く、唾液の分泌を促し口の中を潤す効果が期待できます。特にドライマウスに悩む50代以上の女性に非常に効果的だとされています。
昆布水の魅力と期待できる効果
- 唾液分泌の促進:昆布に含まれるグルタミン酸が唾液腺を刺激し、唾液量を増やします。
- 口腔環境の改善:カルシウムやマグネシウム、カリウムなどのミネラル成分が口の中のpHバランスを調整し、虫歯や口臭の予防に役立ちます。
- 口内保湿効果:昆布に含まれるアルギン酸やフコイダンが保湿を高め、水分の蒸発を防ぎます。
- リラックス効果:ストレス軽減につながり、間接的にドライマウスの改善を助けます。
ためしてガッテン流 昆布水の作り方
準備する材料(1人分)
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 昆布 | 30g |
| 水 | 500ml |
作り方の手順
- 昆布をキッチンバサミなどで細かく刻みます。
- 刻んだ昆布をボトルや容器に入れ、水500mlを注ぎます。
- 冷蔵庫で1日漬け込むと昆布水の完成です。
- できあがった昆布水は、冷蔵庫保存で2日以内に使い切りましょう。
使い切れない場合は材料を半分に減らして作るのがおすすめです。
昆布水の効果的な使い方とは?
昆布水はただ飲むだけでなく、口の中の乾燥を感じた時に使うことで効果が高まります。ためしてガッテンで紹介された正しい使い方を4つのポイントに分けてご紹介します。
1. 口の渇きを感じた時に少量を口に含む
口の中が乾燥していると感じたタイミングで、少量の昆布水を含みます。一度にたくさん含む必要はなく、少しずつ複数回に分けて使うのがポイントです。
2. 口全体に昆布水を行き渡らせる
舌や口の内側を動かして昆布水を口の隅々まで行き渡らせましょう。旨み成分が口内全体に広がることで、唾液の分泌が促進されます。
3. 30秒から1分間ゆっくり味わう
そのまますぐに吐き出さず、じっくり味わいながら口の中にとどめることで昆布水の成分がしっかり行き渡り、唾液分泌を刺激します。
4. 飲み込まずに吐き出す
昆布水は通常の出汁より約6倍も濃いため、ヨウ素や塩分の過剰摂取を避けるために飲み込まず吐き出すことが推奨されます。
ドライマウスとは?原因とリスクを押さえよう
ドライマウスとは
唾液の分泌が減少し、口の中が乾燥する症状のことを指します。話しづらくなったり、食事がしにくくなるだけでなく、虫歯や口臭の原因にもなるため放置は危険です。
主な原因
- 加齢による唾液腺機能低下
- 薬の副作用
- ストレスや不安
- 不規則な生活習慣
主なリスク
| リスク | 内容 |
|---|---|
| 虫歯や歯周病のリスク増加 | 唾液が少なくなることで口内の細菌が増えやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが上がります。 |
| 免疫力の低下 | 口内環境が悪化すると体全体の免疫機能にも影響が及ぶことがあります。 |
| 口臭の悪化 | 細菌の繁殖により、強い口臭の原因となります。 |
| 会話や食事の不快感 | 口の渇きで話しにくくなったり、食事が楽しめなくなることがあります。 |
昆布水がドライマウスに効果的な4つの理由
1. グルタミン酸による唾液分泌の促進
昆布に豊富に含まれる旨み成分グルタミン酸は、唾液腺を刺激して唾液の分泌量を増やす効果があります。口に昆布水を含むだけで自然と唾液が出やすくなります。
2. ミネラル成分が口内環境を整える
昆布にはカルシウム、マグネシウム、カリウムなどが含まれ、これらは口の中のpHバランスを保つサポートをしてくれます。結果として細菌の繁殖を抑制し、虫歯や口臭を防ぐ役割を果たします。
3. 口腔内の保湿効果
昆布に含まれる粘性成分のアルギン酸やフコイダンが、口内の水分を保持し水分蒸発を防ぐことで、長時間口の中を潤わせ、乾燥による不快感を和らげます。
4. リラックス効果による間接的改善
アルギン酸にはストレス軽減効果も考えられており、ストレスがドライマウスの原因の一つであるため、精神的な安定を促し間接的に症状の改善につながります。
まとめ:ガッテン流昆布水で手軽にドライマウス対策を!
ためしてガッテン流の昆布水は、作り方が簡単で続けやすく、ただの保湿以上の健康効果をもたらす魅力的な方法です。ドライマウスの不快感を和らげたい50代以上の女性の方は、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。
昆布水は濃度が濃いため飲み込まずに吐き出すことが大切。健康維持のためにも過剰なヨウ素摂取を避ける配慮を忘れずに、口の中の潤いと健康を守りましょう。
まずは週に数回から始めて、口内の変化や唾液の増え方を実感してみてはいかがでしょうか?きっと日々の健康維持に役立つはずです。

